マイホームで失敗しないためには「体験宿泊」が最適!

洋服であればお店で試着することでサイズや着たときの見た目を確認できますが、マイホームでは購入するまではその住宅で暮らすことはほとんどないので、高い買い物をしたにも関わらずイメージとは違うと後悔する人がいます。そんな後悔をしたくない人はどうすればいいのかというと、洋服の試着と同じように購入前の住宅に住める体験宿泊を利用してみれば、イメージ通りの生活ができるかを確認できるのでおすすめです。
体験宿泊というのはハウスメーカーや工務店が住宅展示場に建てているモデルハウスに宿泊できるサービスのことで、ただの見学とは違って食事・入浴・睡眠ができるので本当にそこで暮らしているのと同じ感覚になれます。ただ、体験宿泊ではキッチンで調理ができるのか、食費は誰が負担するのか、入浴時のアメニティが用意されているのかといったことが、ハウスメーカーや工務店ごとに対応が異なるので利用する前によく確認しておくほうが良いです。
マイホーム購入前の体験宿泊ですが、どのようなところがやっているのかというと、一条工務店・ヤマト住建・旭化成ヘーベルハウス・ミサワホーム・トヨタホーム・パナソニックホームズ・三井ホーム・ダイワハウスなどがあります。体験宿泊の申し込みは利用する工務店・ハウスメーカーでマイホームの購入を検討していることが条件となっており、多くがWEBサイトや電話からの問い合わせをして、宿泊する日程や人数を伝えれば予約が完了します。
宿泊時には、営業担当者は説明が済んだらすぐに出ていくので家族だけで過ごせますが、そこで何も考えずにくつろいでいると時間を無駄に過ごすことになるので、キッチンやお風呂など居住性を左右するところのチェックをしましょう。そして大人と子供、性別によってマイホームでの過ごし方は違いますから、体験宿泊をした後に誰か一人の感想だけでマイホームの購入を決めるのではなく、参加した家族全員の意見をまとめて誰もが納得できる結論を出せるように努力したほうが良いです。
体験宿泊を利用するにあたっては気をつけなければいけないことがいろいろとあり、ペットの持ち込み、泥酔や喫煙なども禁止事項になっていますし、最後にはゴミは片付けて備え付けの家具や備品を元の場所に戻さなければいけません。なお、体験宿泊は契約を検討している人が条件であっても、契約を強制されるわけではありませんから、実際にモデルハウスで過ごしてみた感想が良くなければ、理由を言って断ったあとに別のハウスメーカーで家探しもできます。

