マイホームの土地探し【ポイント&注意点】
マイホームの購入で後悔する原因を調べていくと、そもそも土地探しを間違えているということもあるので、そんなことにならないよう候補となる土地はどのように見極めるべきかというポイントとその際の注意点について見ていきましょう。マイホームを建てるのに良い土地かどうかは、図面だけで判断できず、実際に現場へ行って周辺の環境や街の雰囲気、日当たりや風の通り具合などを時間帯や曜日を変えて何度も確認しにいくことでわかります。
売り出している土地をどうやって見つけるかですが、今どきはネットで探す人も多いですが、それだけではすべての土地を見ることができないので、直に不動産会社から話を聞く時間をもうけたほうが良いです。その際には、立地やどんな建物を建てたいのかという希望を踏まえて最適な土地を紹介してもらうことになりますが、予算とのバランスも考えなければいけませんから、どこまで妥協できるかを決めておくべきです。立地で妥協できるのであれば地価の高い都心部ではなく安い郊外を選ぶことができますし、エリアを限定するのであれば広さは狭くなっても構わないと割り切った方が、最適な土地を見つけやすくなります。
予算から土地探しをするのであれば、ポイントになるのは頭金で一般的には地代の10%を頭金として支払うことになりますから、建物分の費用や当面の生活費も考慮した上でいくら支払えるかを計算しましょう。ただし、頭金を支払えるからと言って焦って契約するべきではなく、不動産会社を変えたらさらに理想的なところが見つかったりしますし、半年後や一年後に売り出されるところもあるので時間をかけて探したほうが良いです。
それから、土地を探すときの注意点では、なるべく手を出さない方が良いところを見極められるようにしておくべきで、特によく調べなければいけないのが地震や土砂崩れといった自然災害でも大丈夫な地盤かどうかです。断層の真上では地震が起きれば建物が崩壊して、割れ目に飲み込まれたり大きくずれて崖のような状態になってしまう恐れがあるので安心して暮らすことができませんし、土砂崩れが過去に何度も起きている土地だといつ同じことが起きるかわかりません。地盤については過去の記録が参考になり、湖や海を埋めた場所とか大きな川の近くというのは地盤が軟弱なことが多いので危険で、縄文時代や弥生時代の遺跡が多く人が昔から住んでいたところは地盤が頑丈ですから建物を建てても安心です。
